精神分析研究

大人の発達課題、夢を追いかける事は、能力を身につける事

投稿日:2017年7月16日 更新日:

この前「ライフサイクルの心理学」を紹介した記事を書きました。
あまりにも、ざっくりと書いてしまい、はてなのカテゴリーは「おもしろ」に分類されていました。僕的には「暮らし」かな〜と思っていたんですが。

大人の階段
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あなたは、大人ですか? 何をもって大人と言えるのでしょうか。 大人かどうかは年齢で判断できるのでしょうか。 二 ...

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はてなのカテゴリーってだれが決めてるんですかね?
記事の内容をロボットが読み取って、決めてるんですかね?

今回は夢を追いかけることについて書いていきます。

将来の夢、僕はおおきくなったら・・

プロ野球選手になるのが夢
お菓子屋さんになるのが夢
ロックスターになるのが夢

いろんな夢があると思います。

でも全ての夢が叶うわけじゃないですよね。

ライフサイクルの心理学で大人の発達課題のなかに、
「<夢>をもち、その夢を生活構造の中に位置づける」というのがあります。

これはどういうことなのでしょうか、ひたすら夢を追い続けていればいいのでしょうか?

 

夢はとことんやって見切りをつける

夢って、いますぐ叶わないから夢なんですよね。
夢に向かって一歩づつ進んでいる時って充実感があります、諦めずに頑張れば夢は実現できるはずです。
でも、いくらやっても叶わない夢もあります。
才能がなかったり、環境に恵まれなかったり、チャンスに恵まれなかったり、叶わなかった理由はいろいろあるでしょう。

夢が叶わなかった時、その夢はすぐ諦められますか?

とことんやった人、もうこれ以上はムリっ!!っていう限界までやって、それで叶わないと確信した人は、すっぱりその夢を諦められます。

だって限界までやって、ムリだって、わかっちゃったんだから。諦めるしかないじゃん。

諦めがつかないパターンは、中途半端なときです。
とりあえず夢に向かってがんばった、でもなんとなくフェードアウトしてしまった。
なんかのキッカケで、また夢に向かって頑張りだした、でも疲れてまたやめちゃった。
燃えたいけれど、燃えきれてない、心の中で不完全燃焼だと、時間が経つとまたやってみたくなって、夢を再開させたものの、やっぱりいいやとなってしまう。
それを繰り返していると、夢の呪縛に何年もの歳月を奪い取られてしまいかねません。

やるなら、燃え尽きるまでやって、それでダメだと確信したら、きっぱりその夢は諦めるべきですね。
諦めたら次の夢ができますから。

夢を追いかけるということは、能力を象徴化して身につけると言う事

プロ野球選手に憧れる少年は、プロ野球選手かっこいいな〜、ああなれたらいいな〜と空想します。
実際の自分とプロ野球選手の間には大きな隔たりがあるにもかかわらず、イメージする事で自分もプロ野球選手になれたかのような錯覚に浸ることができます。
これはラカン的に言えば想像界です。

最初はだれしも、想像する事から入ります。
夢の第一歩です、こうなりたいな〜とホワンホワンとイメージして、マネごとを始めます。
お友達と公園で野球ごっこをしたり、庭で素振りの練習をしたりします。

そこから、本格的にやりはじめると、野球クラブに入ります、周りには上手い子ばかりです。
そのなかで揉まれながら、頑張っていると、実力がついてきて、野球が上手くなってきます。だんだん夢に近づいていきます。

野球のなかでも、バッティング、守備、投球コントロール、などさまざまなスキルを求められます。そのなかで自分の得意な事がわかってきます。
例えばバッティングが得意なら、バッティングのスキルを磨いていくと、より夢に近づけます。
しかし、プロの世界は厳しいものです、いくらバッティングを頑張っても、ほとんどの人はプロになれない。
プロになれなかった人は、いままで野球で培ってきたスキルはすべて無駄になってしまうのでしょうか。

そうではありません、バッティングを頑張った事は、能力として身についています。

バッティングが得意だった、ということはヒットを打って得点につなげる能力です。
これは言い換えれば、「得点力が高い」ということです。

物理的な出来事を言語に変換することをを象徴化といいます。
そして象徴化されたものは、無意識のなかに加えられていきます。
象徴化された言語の集合体をラカンは象徴界といいました。

象徴界に組み込まれた言語は、無意識の中で自動プログラムのように活動しはじめます。

つまり「得点力が高い」という能力を手に入れたようなものです。
これは野球以外の分野でもその能力を生かせます。
たとえば、会社で営業を任されれば、その高い得点力で、バシバシ営業成績を上げられるでしょう。
夢を追いかけると言う事は、そこで培ったものを象徴化して能力化していく行為なのです。

夢を追いかけ、可能性を広げる

例えば、漫画家を目指して頑張って漫画を描いてきたけど、雑誌の連載までこぎつけられなかった時。
漫画家となる夢は叶わなかったが、いままで漫画家を描いて培ってきたスキル、イメージを絵にする力「表現力」、ストーリーをわかりやすく伝える「構成力」、コマ割りでの見せ方「演出力」などは、象徴化されて身についています。
その能力を、youyubeなどの映像で使えば、一流の映像クリエイターになれる可能性があります。

まとめ

夢を追いかけて身につけた能力は別の分野でも応用が可能になり、人生の幅を広げることになります。

逆に、夢を追いかけた事がない人は、能力を一つも持っていないということになります。さあ、いますぐ夢を追いかけよう。

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