精神分析研究

生物は、他の生物の能力を取り込んで、パワーアップしてきた、我々の精神も他者の精神を取り込んで強くなってきた

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生理学を学ぶと、最初に出てくるのが細胞の構造です。
細胞の中にはエネルギーを発生させる、ミトコンドリアがあります。
ミトコンドリアは酸素と糖を材料にして、高エネルギー物質のATPを作り出します、このエネルギーを使って生命活動を行なっています。

しかし、太古の細胞にはミトコンドリアがありませんでした。
そのため使えるエネルギーが、わずかだったため単細胞で生きていくのがやっとでした。

しかしある時、餌としていた細胞(アルファプロテオバクテリア)が酸素を処理する能力を持っており、その細胞を取り込んだことで、毒素であった酸素を処理することができ、さらに多くのエネルギーも使えるようになりました。
その取り込んだ細胞(アルファプロテオバクテリア)がミトコンドリアになったと言われています。ミトコンドリアによって多くのエネルギーが使えるようになったため、単細胞から多細胞生物に進化したと言われています。

太古の単細胞生物は、自らが持っていない能力を、他の生物を取り込んで能力を獲得してきたようです。

我々の精神もこれと同じように、他者の精神を自らに取り込んで成長していきます。
精神分析的には、父親の厳格な部分を精神の一部として取り込んだものが超自我となります。
さらに、憧れの人や、理想とする人物の能力を取り込んだものが自我理想になります。

例えばサッカー選手の華麗なゴールシーン見て、そのような能力を得たいと思った時に、「得点力を身に付けたい」というのが自我理想となり、あとはひたすら得点力を身につけるための練習を繰り返せば、いずれ、サッカー選手となり、ゴールを決める能力を得ることができます。

このように精神は他者から刺激をうけて、自分の得たいものを取り込んでいくことで成長していきます。
自分の精神を成長させたいと思ったら、つき合う人や、理想とする人、環境などを変えていくことが大事ですね。

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